時代を超越した全音楽家の師匠「Ennio Morricone - "Cinema Paradiso"」
- アーティスト:Ennio Morricone (エンニオ・モリコーネ)
- 作品名:Cinema Paradiso (Original Soundtrack Recording)
- 発表時期と作品形式:1989年、アルバム(オリジナル・サウンドトラック)
こんにちは、Minimal Orderです。当サイトではトラックメイカーとしての私が衝撃を受けた傑作たちをご紹介しています。本日は第7回!
◆鳥肌ポイント
- 涙腺もしくは勇気の源(胆)を直接触られているかのようなメロディの豊かさ・美しさ
- 重ねすぎない。余計な装飾がない。すなわち素朴。なのにパワフル
- 何百年も昔からある普遍的な旋律のようにも聴こえるし、新しくも聴こえる普遍性
- 映画と切っても切り離せないほど見事に融合している。ワンシーン観たらEnnio Morriconeの音を思い出すし、音を聴いたらシーンが思い浮かぶ
◆おすすめトラック:Cinema On Fire
◆個人的なストーリー
映画から入った口です。ニュー・シネマ・パラダイスことNuovo Cinema Paradisoです。言わずとしれた大傑作。いや、歴史的大大大傑作。
ジョゼッペの映画とエンニオ・モリコーネの音楽が頭の中で完全に合体しているので、CMやドキュメンタリー等の映像で聴く度にアルフレードとトトの物語を思い出さずにはいられません。
特に、
帰ってくるな。
私たちを忘れろ。
手紙を書くな。
ノスタルジーに惑わされるな。
自分のすることを愛せ。
というアルフレードの言葉は何かを突き詰めたいすべての人を応援する本当に美しいセリフでした。
知らない状態で音を聴いたらどんな感覚になるのか体験してみたいのですが、映像の記憶を剥がせないので難しいですね笑
あまりにも多くの素晴らしい作品を残したエンニオ・モリコーネ。その音を通じて世界に染み渡るようにまだ生きていらっしゃるように感じます。
◆購入
Cinema Paradiso (30th Anniversary Remastered Edition) (Ltd Edition)
- アーティスト:Ennio Morricone
- 発売日: 2019/01/18
- メディア: CD